@みおぎた、(小説投稿)

小説投稿中心、代表作「プロでっさー!」その他もろもろ作品を更新しています。

プロでっさー! ep59 「だって、私は、化物だから」

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小学生の時、友達を傷つけてしまった。

大切な友達だった。

仲のいい同士、喧嘩だって起きる。

そのせいだ。

そのせいで、私は友達を傷つけた

その時だった、私が能力者になったのは

最初は嬉しかった、

皆には使えない能力が使えたんだから

この世界は皆、能力者になりたいと思っている。

でも…能力者は恨まれたりすることもある。

特に、私の能力はみんなから軽蔑された

学校の友達、先生、ましてや家族まで

なんでで私はこんなに軽蔑されるんだろう?

小学生の時の私は知らなかった







―――――――――――




中学、高校と進んでいき、私が能力者だということもあまり知られずに学校生活を過ごしていた

その時だった、私が、運命の人と出会ったのは

振られちゃったけど…

でも、その経験のおかげで、今は上手く生きている

そのあとも順調に過ごしていった








――――――








そして、再開した

彼は変わっていなかった

ひとつ、変わっていたところは…

能力者だったこと

彼もこれから大変な人生を送るのかなぁ…っと思っていた。

でも彼は違った

彼には仲間がいた

信頼できる仲間がいた

私は羨ましかった

だから私も彼の仲間になった

でも――――――

狙われた











「信頼してた仲間から、殺されるのは勘弁してほしいなぁ…」





だって、私は、化物だから







――――――――――――――――――








???side

「さてと…」

とある人を招き入れる準備をし私は笑みを浮かべていた

「少し抵抗あるかな…」

周りには様々な道具がある

チェーンソーやドリル

ましてや毒薬まで

「そろそろかな…」

私は、弱い

だから他人に溶け込んでしまう

信じてたものにも裏切られた

愛する人にまで

だから私はそのお礼を返すだけ―――――――












「楽しみだなぁ…」








――――――――――









復讐という名の礼を






――――――――





続く

プロでっさー! ep58  「もし、私がいなくなっても」

「costor」本部



「ここかぁ…」

「とっとと終らせるぞ…」

「うん!」

「じゃ、行ってくるねー」

「行ってらっしゃい!狂歌さん、抹殺さん!」

「俺は…?」

「あ、青菜さんも行ってらっしゃい!」

「相変わらず扱いひどいよな…」









―――――――――――


「costor」地下一階



「どうだ抹殺?人の気配はするか?」

「うぅーん…今のところはないかな…」

狂歌は?」

「こっちもないですね?」

「おかしいな…斬花が言ってたことは嘘か?」

「そんなはずは―――――」



狂歌がそう言いかけた瞬間だった

狂歌?」

「え…?」

現在の光景に青菜も抹殺も言葉を失っていた



「どうなってるんだよ…」





目の前にはまるで石になったかのように止まった狂歌の姿があった









――――――――――――――――――

水奈side

「今どうしてるんだろう、三人とも、」

「まぁ、あの三人なら負けないでしょ…」

「それもそうだね」

「安心してるけど、あとは、あの二人がね…」

「亜久住さんは後少しでここに着くらしいよ」

「でも、神無月さんは連絡が取れないままだよ…」

「神無月お姉ちゃん…」






side out









――――――





斬花side

実は、神無月さんは、一か月ほどこっちには戻ってきていないのだ
突然いなくなってどうしているのか…
でも、神無月さんがいなくなる数時間前に私は聞いたのだ


一か月前

「あれ?神無月さん、どうしたんですか?」

「あ!椛ちゃん!いいところに!」

「どこか出かけるんですか?」

「うん、ちょっとね…」

「そうですか?行ってらっしゃいです」

斬花は特に何も思わず神無月を見送ろうとしていた
しかし、神無月は濁った表情で

「ねぇ、椛ちゃん…」

「なんですか?」














「もし、私がいなくなっても探さないでほしいんだよね」











「え…?」

「私…―――――――――」

「―――――!?」

「最後にもう一つ…」

「は…はい?」








「――――は…―――――――」












―――――――――――

私は知ってしまった
知ってはいけない
大切なことを





続く

プロでっさー! ep57 「仮面は笑みを浮かべて」

亜久住side

「姉実さん、退院おめでとうございます」

「ありがと!」

「これでやっとプロでっさー!にもどれるよー…」

「そうですね」

「二か月も入院してたから体がなまっちゃってるよ」

「ははっ、まぁ、大丈夫ですよ」

「そうかなー…」

俺は抹殺から姉実さんの件について聞いた。

こうして笑顔で振る舞ってるけど内心はドキドキしている

俺も、姉実さんに狙われているのではないかということ

そして、チームのみんなも狙われているのではないかと

「姉実さん…」

「どうしたの?亜久住君」

「俺たち仲間ですよね…」

「んー…?」

「俺も、チームのみんなも仲間ですよね…」

「いきなりどうしたの?」

「いえ、なんでもないです…」

「変なの…ふふっ」

「なんで笑うんですか?」

「いやね…」

「久し振りだなぁって…」
















――――――――――――――





「これから!突入作戦会議を始めますよ!」

「なんで水奈ちゃんそんなに元気なの…」

「むっはっはー!テレビみたいで楽しいからです!」

「テレビじゃすまされないんだけどねこれ…」

「水奈はこういうやつだからな」

「青菜さん…」

「さて、今回の作戦はどういう感じだ?」

「はい!今回はー…」

「まず、「costor」には厄介な能力者がいるんだよね」

「厄介な能力者?」

「そう!「costor」の幹部5人」

「詳しくは知られてないけど…本気でいかないとすぐ殺されちゃうかも…」

「まぁ、抹殺のお姉ちゃんがいるから、少しは有利だろうけど…」

「抹殺はどこにいるんだ?」

「「costor」の本部前で一緒に突入するよ!」

「そうか、まぁ…とりあえずその幹部5人を仕留めればいいのか?」

「そうだね!幹部5人以外はそこまで強い能力者がいる情報はないし…」

「でも姉実が来たらどうすんだ?」

「…」

事務所内に静寂が響き渡る

「もしそうなったら…」













「戦うしかないんじゃないかなぁ…」








「姉実だぞ?わかってるのか?」

「わかってるよ、私たちじゃ敵わないかもしれない…」

「でも、戦わないといけないんだよ…」

「…」

今まで仲間だった
そしてチームの主戦力だった姉実には敵うのだろうか




「とりあえず、幹部の五人は地下にいるらしいよ」

「地下か…」

「とりあえず全員で突入するのは危ないから3から4人で突入するよ」

「青菜さんと狂歌さんと抹殺のお姉ちゃんでいいんじゃないかな!」

「まじかよ…」

「私たちは地下じゃなくて1,2,3,4階に突入するから!」

「まぁ、それが安全か…」

「じゃあ!」

斬花は未だに違和感を感じていた

「うぅーん…」

(まぁ、いいか…)

「行こう!」




その近くで、奴らが笑ってることも知らずに



続く

プロでっさー! ep56 「手柄からの疑い」

姉実side

「じゃあ姉実さん、明日で退院だからねー」

「はい、ありがとうございます。」

入院生活一か月半、ようやく退院の日が明日になった

精神状態がうまく安定していなかったせいで入院生活が長かったのだ

「はぁ、、、」

「そういえば新しい仲間が増えたんだっけ、、、」

「明日会いに行かなくちゃねー、、、」








―――――――――


斬花side

「皆さん聞いてください!」

「なんだよ」

「ついに私は姉実さんと「costor」がかかわっていることを突き止めました!」

「まじか」

「凄いわね」

「ちょっ!?もっと驚いてくださいよー、、、」

「いや、突き止めるまでに一か月かかってるし」

「ねぇ、、、?」

青菜と狂歌は呆れたような顔をしている

「ひ、、、ひどいですぅ、、、私こんなに頑張ったのに、、、」

「まぁ、なんで関わりがあるとわかったんだ?」

「それなんですが、、、」








――――――



三日前
謎の二人組

「もうすぐ、姉実 羅が退院するそうだ…」

「じゃあついに…」

「ああ…」

「ついに我々の世界征服が始まるぞ…」

「しかしこれだとプロでっさー!が邪魔だな…」

「その点については安心を…」

「姉実 羅なら気づかれず殺害できるからな…」

「しかし、こうなると厄介になるのが妹の…」

「妹ですか…」

「奴はどうしましょう?」

「まぁ、もし、やつが我々の関係に気付いたなら…」

「たぶんプロでっさー!のほうへ行くかと」

「その点はまだいい…」

「まぁ、これからの我々の計画に期待しようじゃないか」

「そうですね…」

謎の二人は笑いながら去って行った

「…大変だ!」










―――――




斬花side

「っていうことがあったんです…」

「まじかよ…」

「話からして、かかわりは絶対あるわね…」

「抹殺さんを読んですぐに「costor」の本部に向かいますか…?」

「たしかに狂歌の言うとおりだな…」

狂歌さんが計画を立て、青菜さんがその話を聞く…

(私、戦う能力ないしなぁ…)

(二人とも強いし…)

この時、私は気づいていなかった

「じゃあ私は一回外に出ますね」

「ん?なんで?」

「青菜さんがタバコ臭いからですよ…」

狂歌も俺の扱いひどいんだな…」

(なにかひっかかるなぁ…)

(何だろう?)

ここで気づいていれば
これから大変な目に合わなかったかもしれない


sideout




続く

プロでっさー! ep55 「「ふぇぇ!?」から始まる出会い」

斬花side

「そんなにいい成果がないなぁ、、、」

「眠い、、、」

「もう23時かぁ、、、」

「ふぁあああ、、、、」

潜入捜査から二週間
特に目立ったこともなく大きな欠伸をして事務所で眠りにつこうとする。
亜久住さんから連絡があって狂歌さんっていう新しい仲間が増えたとか

「そういえば、まだ会えてないなぁ、、、」

「まっ、明日はずっとここにいるし来るよねきっと!」

そう言って私は眠りについた




――――――





「ん、、、?」

深夜、事務所内は電気一つもなく薄暗い

「今何時、、、」

目を細めて見た時計は深夜2時を指していた

「まだ寝れる、、、」

そういって斬花は眠りにつこうとした

その時――――――


『キィィィィ、、、』

「ふぇぇ!?」

薄暗くてよくわからないが不自然に事務所内のドアが開いた

「ゆ、、ゆゆゆゆ幽霊!?」

実は斬花は心霊などが苦手なのだ

「ひぃぃぃ、、、、、」

斬花はあまりにも怖すぎで腰を抜かしている

「誰ですかぁ、、、ふぇぇぇぇ、、、、」

ついに泣き出してしまう

そして電気がついた瞬間――――――





「こんばんは、、、」

狂気的な笑みを深めている狂歌が斬花の前に現れた

「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁl!!!」

斬花は泡を吹いて倒れた





「驚かせてしまいましたかね、、、」





―――――――



「うぅーん、、、、」

その後斬花が目覚めたのは朝の10時だった

「あ、朝?」

斬花は数時間前に起こった出来事を思い出す。

「、、、」

「夢だよね、、、?」

斬花がそういった瞬間だった

「夢じゃないですよ」

「ふええぇぇぇぇぇぇ!!!!!????」







―――――――


「なるほどね、、、、」

「あなたが新しいメンバーの、、、、」

「そうですね、驚かせてしまいすいません。」

「いや、いいんだよ別に、、、」

「私は斬花 椛です!」

「私は、狂歌 明香。」

「よろしく!」




続く





お知らせ
ついに書き溜めがこれでなくなってしまいました、、
56話は台本だけ完成してるので来週までには更新できると思いますが、、、
来週の56話を持って毎週更新ができなる可能性大です。

プロでっさー! ep54 「信用性に欠けてる」

「で、、、、」

「呼ばれてきてみれば、、、、」

亜久住はこの状況がよくわからなかった

「新しい仲間が増えたと、、、」

「そうなんだが、、、」

亜久住は青菜にしか聞こえない声で

「あの狂気的な顔は何!?怖いんだけど!」

「あれは能力の代償らしいぜ」

「能力の代償であそこまでなるものなの!?」

「そうらしいな」

「ていうか、何勝手に仲間にしてるの!?」

「仲間にはしてねぇよ、それはお前が判断することだ」

「え?私仲間じゃなかったの?」

「当たり前だろ」

「そうなの、、、、」

狂歌は愕然とするが顔はいまだに狂気的である

「ていうかさっき抹殺がここへ来たんだ」

「は!?なんで?」

「依頼内容は、、、」

「姉実がこれから殺人をするかもしれないということだ、、、」

「は?どういうことだ?」

「抹殺はな、、、」

「姉実の妹なんだよ」

「っ――――――――!?」

亜久住はふと思い出す。

あの時の抹殺が言った言葉を

『私のお姉ちゃんには注意してね?』

そして、、、、

「そういうことか、、、」

「どうした?」

「とりあえず、、、姉実さんを助ければいいんだろ?」

「話が早いな、なら話は変えるけど、、、、」

青菜と亜久住は狂歌に目を向ける

「こいつどうする?」

「能力は洗脳って、、、、強いな、、、」

「んー、、、まぁ、今回の件で活躍してくれたら検討してみるか、、、」

「やった!」

狂歌は笑いながら喜んでいる
でも―――――

「狂気的過ぎるだろ、、、」

亜久住は少し怖がっていた

「私はどんな人でも操れるから活躍間違いな――――――」

狂歌は何かを言いかける前に少し顔が変わった

「おい?」

先ほどまでの狂気的な顔ではない

「はっ!?」

「ごめんなさい、、、、」

「あ、、、ああ、」

「昔、この能力のせいで後悔することがあってね、、、、」

「へぇ、、、」

「それを思い出しちゃって、、、、」

「そうか、、、、」

能力は人を後悔へと導く時もある。
大きな代償により命を失ってしまう者だっている。









続く

プロでっさー! ep53 「狂気的な、又、華麗な歌のような」

能力名 キョウカ

level 5

代償 自身の狂気、体の負担

能力説明
自分がより狂気的になる代わりに人を洗脳し操る。
洗脳中は体に大きな負担がかかるため長くは使えないが洗脳する人数は無限大である






――――――

purodessa本拠地

突然の訪問者に二人は驚いていた

「誰、、、?知り合い?」

「いや、、、依頼人かな?」

依頼人と思われる少女は、何もしゃべらず笑みを表していた

「いや、、、何か言ってくれないと困るんだけど、、、」

「青菜君、、、」

「なんだよ、、、」

「気を付けた方がいい、、、」

「は?」

「あの子は、、、[キョウカ]の親元だよ、、、」

「まじかよ、、、」

青菜は困った表情になりながらも少女に話しかける

「お前何しに来た、、、?」

「依頼人ってわけでもないんだろ、、、?」

少女は、まだ笑みを含めながら話し始めた

「私は、依頼をしに来たんじゃないの」

「じゃあ何をしに来た、、、?」

「私の願いはたった一つだけ」

「私を「team purodessa」に入れてほしいの」

「は?」

「え?」

思いもよらなかったことを聞いて青菜と抹殺は口を開いて呆気にとられている

「もう知ってると思うけど、、、」

「私の能力は[キョウカ]だし、役に立つと思うんだけど、、、」

「ていうか、、、」

「なんでここの仲間になりたいんだよ!?」

「退屈だったから」

「は、、、?」

「私、退屈だったのよ、、、」

「いつも常識にとらわれて」

「でも、私はここのみつけたの」

「前、ロボットと戦ってたんでしょ?」

「そんな非日常的な生活が私は好きなのよ」

「それだけってわけじゃなさそうだが、、、?」

「信用してくれないの、、、?」

「そりゃあ、急だしな、、、」

「しかもなんで今日?」

「たまたま見つけたから来ただけ」

まだ少女は狂気的な笑みを含めながら青菜と話している

「ていうかお前の能力は洗脳物だろ?」

「そうね、私の[キョウカ]は今も暴れたがってるわ。」

[キョウカ]の話をしてより狂気的になる少女

「まぁ、急に仲間にしてっていわれてもな、、、」

「私は明日か明後日にはここに来るつもりだったわよ?」

「は?」

「だってここの姉実さん、今にも人を殺しそうじゃない?」

「!?」

「姉実さんが人を殺す!?」

「どういうこと!?お姉ちゃんが何をしたの!?」

「お姉ちゃん?もしかして妹さん?」

「私は姉実の妹よ、、、」

「じゃあ話は早いわ、、、よく冷静になって聞いてね、、、」

「、、、」

「あなたのお父さんが何者かによって蘇っているわ」

「は、、、?」

「なんで!?私は昔殺したはず、、、」

「だから誰かが生き返らせたんでしょう、、、」

「何のために!?」

「[復讐]の為じゃないかな、、、」

「っ、、、!?」

「もういい、、、」

「青菜君、帰るね」

「あ?おう」

「じゃあその子と仲良くね」

「おい二人きりにさせんな!」

「じゃあねー☆」

抹殺はそそくさと帰って行った

「あの野郎、、、」

と、ここで青菜は一つ思い出す。

「仲間になるかはわかんねえけどさ、、、」

「俺は青菜 瑞樹、お前は?」

「私は狂歌 明香、これからよろしくね」



狂歌 明香 (きょうか あすか)

詳しい情報は今度



続く



少し強引ですが新キャラ登場!