@みおぎた、(小説投稿)

小説投稿中心、代表作「プロでっさー!」その他もろもろ作品を更新しています。

プロでっさー! ep56 「手柄からの疑い」

姉実side

「じゃあ姉実さん、明日で退院だからねー」

「はい、ありがとうございます。」

入院生活一か月半、ようやく退院の日が明日になった

精神状態がうまく安定していなかったせいで入院生活が長かったのだ

「はぁ、、、」

「そういえば新しい仲間が増えたんだっけ、、、」

「明日会いに行かなくちゃねー、、、」








―――――――――


斬花side

「皆さん聞いてください!」

「なんだよ」

「ついに私は姉実さんと「costor」がかかわっていることを突き止めました!」

「まじか」

「凄いわね」

「ちょっ!?もっと驚いてくださいよー、、、」

「いや、突き止めるまでに一か月かかってるし」

「ねぇ、、、?」

青菜と狂歌は呆れたような顔をしている

「ひ、、、ひどいですぅ、、、私こんなに頑張ったのに、、、」

「まぁ、なんで関わりがあるとわかったんだ?」

「それなんですが、、、」








――――――



三日前
謎の二人組

「もうすぐ、姉実 羅が退院するそうだ…」

「じゃあついに…」

「ああ…」

「ついに我々の世界征服が始まるぞ…」

「しかしこれだとプロでっさー!が邪魔だな…」

「その点については安心を…」

「姉実 羅なら気づかれず殺害できるからな…」

「しかし、こうなると厄介になるのが妹の…」

「妹ですか…」

「奴はどうしましょう?」

「まぁ、もし、やつが我々の関係に気付いたなら…」

「たぶんプロでっさー!のほうへ行くかと」

「その点はまだいい…」

「まぁ、これからの我々の計画に期待しようじゃないか」

「そうですね…」

謎の二人は笑いながら去って行った

「…大変だ!」










―――――




斬花side

「っていうことがあったんです…」

「まじかよ…」

「話からして、かかわりは絶対あるわね…」

「抹殺さんを読んですぐに「costor」の本部に向かいますか…?」

「たしかに狂歌の言うとおりだな…」

狂歌さんが計画を立て、青菜さんがその話を聞く…

(私、戦う能力ないしなぁ…)

(二人とも強いし…)

この時、私は気づいていなかった

「じゃあ私は一回外に出ますね」

「ん?なんで?」

「青菜さんがタバコ臭いからですよ…」

狂歌も俺の扱いひどいんだな…」

(なにかひっかかるなぁ…)

(何だろう?)

ここで気づいていれば
これから大変な目に合わなかったかもしれない


sideout




続く