@みおぎた、(小説投稿)

小説投稿中心、代表作「プロでっさー!」その他もろもろ作品を更新しています。

プロでっさー! ep42 「完全手術の代償」

姉実side

「もう動けない、、、」

姉実は右腕の尺骨、右肋骨が折れている状態である

さらには、ノーザンフリーズの代償として体温と血液が現在あまり体中に届いていない

「寒い、、、」

「誰か、、、」

「かはっ、、、」

「亜久住君――――







―――――







神無月、水奈、斬花side

「森、、、?」

「広そうですね、、、」

「ここら辺にいそうなんだけどなぁ、、、」

「どこ行っちゃったんだろ、姉実さんとスミちゃん」

「その二人も仲間なんですか?」

「うん、そうなんだ!」

「私たち、この世界に入ったロボットを破壊しに来てるんだけど」

「みんなバラバラになっちゃってね、、、」

「そうなんですか、、、」

「まぁ、、、みんな簡単に死ぬような人たちじゃないし!」

「たぶん大丈夫だよ!」

「そうですか、、、ってあれ?」

「どうしたの?」

「あそこに人影が、、、」

「!?」

三人が見たのは、倒れていた姉実だった

「姉実さん!」

「って!?冷たい!?」

「息はある、、、」

「つまり、能力?」

「大丈夫かな?」

「わからない、、、でも、、、」

「たぶん相討ちだったのかな?」

「そこにロボットが凍ってるし、、、」

「それは、お姉ちゃんの能力だと思うよ!」

「お姉ちゃん、二つ目の能力が覚醒してるし、、、」

「本当に!?」

「うん、、、でもそんなことより、、、」

その時だった

「神無月ちゃんに、、、水奈ちゃん?」

「あと誰かな、、、?」

「大丈夫姉実さん!?」

「大丈夫じゃない、、、」

「でも、、、なんとか倒した、、、」

「すぐ手当をします!」

「ありがとう、、、」

「でも、、、」

三人は、思った

姉実の体はボロボロなのだ

あまり血もまわってない

体温も低く

死に際なのだ

「あの、、、神無月さん、、、」

「どうしたの?斬花ちゃん?」

「私、、、実は、、、」

「能力者なんです、、、」

「嘘でしょ!?」

「能力は、、、」

「パーフェクトオペ」

「、、、!?、、、それって、、、」

「はい、、、相手のさまざまな傷や症状や病気を治す、、、」

「斬花お姉ちゃんすごいじゃん!」

「でも、、、」

「代わりに、治した分私が受けなければいけないんです、、、」

「どうせ、、、私このままじゃ戦えませんし、、、」

「どうせならここで私が死んでも、、、」

「何言ってんの!?」

「なんでそんな簡単に死ぬことを考えてるの!?やめてよ!!」

「すいません、、、」

「でも、、、」

「でも、、、!!」

「私がやらなくちゃいけないんです、、、!」

「この先皆さんには頑張ってほしい、、、」

「なら、、、」

「私は苦しみに耐えて応援してます、、、!」

「斬花ちゃん、、、」

「だから皆さん、、、」

姉実の前で手を飾った











――――――






「頑張ってくださいね!」








――――――









続く