@みおぎた、(小説投稿)

小説投稿中心、代表作「プロでっさー!」その他もろもろ作品を更新しています。

プロでっさー! ep41 「ダイナマイト」

亜久住side

一発

「うわっ!」

また一発

「今度は左かよ!?」

そしてまた、、、

「くそ、、、!」

亜久住の相手は―――――――







「右ダイナマイト!」

「うおっ!!」

「畜生、、、!」

「お前に俺が倒せるか?」

「無理だろうなぁ、、、」

「俺は全身ダイナマイトロボットだからなぁ!」



―――――――










亜久住の敵は全身ダイナマイトロボットだった

攻撃したところが爆発する仕組みになっており

さらにダイナマイトが投げられるという驚異的な技を持つ

「めんどくせぇ、、、」

亜久住の場合

シャドウブレイクは影と実物が合体する能力

そのため、攻撃してもダメージをくらうだけなので

まともに攻撃ができないのだ

ましてや、投げられるダイナマイトにもよってダメージをくらう

とても厄介な敵なのだ

(どうすればいい!?)

(自分用の道具は持ってきてねえし、、、)

(姉実さんの刀で、、、、)

(いや、でもどこに姉実さんがいるかわからない!)

(何にも勝てる術がねえじゃねえか!)

「この野郎、、、」

「楽しませてくれるじゃねえか!」









――――――









神無月、水奈、斬花side

「そういえば、二人とも能力者なんですよね?」

「うん、そうだよ」

「どんな能力なんですか?」

「私はなんでも分かっちゃうっていう能力だよ!」

「それは怖いなぁ、、、」

「あともう一つできたの!」

「二つも持ってるの?」

「うん!」

「空気砲が出せるんだよ!」

「某漫画みたいだね、、、」

「神無月さんは?」

「私、、、?」

「私はね、、、、」

「怒ると強くなるって能力だよ」

「神無月さんって怒るんですか、、、?」

「あまり怒らないよ、、、へへ、、」

「じゃあそこまで役立ってないんですね、、、」

「それ言わないで、、、」

「すいません!」

「まぁ、いいけど、、、」

「能力者かぁ、、、」










――――――





能力というのは何かを代償として発動する

強力な能力ほどその代償は大きい

たとえば、時間、体、感覚、記憶

一番大きいもので命がある

それらを犠牲にして発動するのは、

どんな抵抗力があるのだろうか





――――





続く