@みおぎた、(小説投稿)

小説投稿中心、代表作「プロでっさー!」その他もろもろ作品を更新しています。

プロでっさー! ep38 「呆れと好意の混」

姉実side

「呆れた、、、」

「私って一人じゃ何もできないんだもんなぁ、、、」

「ただ、逃げてきただけじゃない」





――――



数か月前

通り魔事件の犯人として私は刑務所へ入れられた

警察としていたのは私たちの仲間のために内定調査をするためだった

私は長い尋問をかけられそして、、、

「警察の恥晒しめ!」

そう言われた

警察として6か月過ごしていた

たしかに内定調査のためとはいえ

少しは警察官としての誇りもあった

しかしもう崩された

恥晒しとまで言われてしまった

もう何も考えたくなかった

そして数か月後

通り魔事件の犯人とはいえただ命令をしただけの私は一年もたたずに出所できた

しかし、私は仲間たちから驚きの話をされる

亜久住君が指名手配されていたからだ

その時、私は考えた

恨み晴らしに殺してしまおうと

しかし、その計画はすぐに失敗に終わった

仲間たちが全員死亡したからだ

あの抹殺という女によって

なぜか私には攻撃をしてこなかったが

私はもう仲間まで失ったのだ

私は家へ帰って考えた

また過ちを繰り返そうとしていたということに

翌日、私は一人になった

仲間の死を悲しむことさえもできなかった

自分に呆れていた

そんな時だった

ミラーメールを覚醒させたのは

私は能力を使いこなせるまで鍛えた

そして、考えた

「この能力で、困ってる人を助けてあげたい!」

ならどうすればいいか

身近に困ってる人なんて、、、

「いた、、、」

そう、亜久住君だった

私はすぐに今の亜久住君の居場所を見つけ出した

そして――――――――














「亜久住君!私を仲間に入れてよ!」











―――――

現在

「呆れた、でも、、、」

「そんな自分が私は大好きなんだよぉぉぉぉっ!!!」



―――――



好きとはなんなのだろうか

気にいるということなのだろうか

信じるということなのだろうか

いや、わからない

なら好きになった先には

何が待っているのだろうか

答えは―――












好きになった先にある








―――――

「ぐなぁああ!?」

「こいつ、、、クソ冷てえ!」

「まるでドライアイスかよ!」

ドライアイス、、、?

冷たい?、、、

もしかして、、、

「ノーザン、、、、フリーズ、、、」

「私の、、、二つ目の能力、、、?」


――――







姉実は自分自身を好きになった

その先にあったのは

二つ目の能力の覚醒だった




――――







続く