@みおぎた、(小説投稿)

小説投稿中心、代表作「プロでっさー!」その他もろもろ作品を更新しています。

プロでっさー! ep35 「巻き戻して、また巻き戻して」

青菜side

「厄介すぎる、、、」

瞬間移動ができる相手なら時間を巻き戻してもどこにいるのかが分からない

攻撃もできずただひたすら相手の攻撃を受けているだけである

「どうすれば、、、」

と、ここで青菜はふと思い出す

「そういえば、、、あれがあったか、、、」

「手榴弾、、、」



――――






追跡型手榴弾

一回ロックオンすれば相手を追跡し爆発する

追跡には自分の視力を使うため使用中には視力の低下が激しくなる

合計五弾

威力は普通の手榴弾の10,5倍

爆発範囲が広いため自分まで巻き添えをくらう場合もある

ただ、問題が一つある

相手が瞬間移動の持ち主であるということだ

瞬間移動されたらロックオンができない

一度ロックオンすれば離れず追跡できるので問題はないのだが、、、






―――――







「マジで厄介すぎるでしょ、、、」

「時間戻してもどこにいるかわかんねえし、、、」

「ん、、、?」

「どこにいるかわからない?」

「いや、わかる:

「俺に攻撃してきた時だ、、、」

「上手くいけば、、、ロックオンできるぞ、、、」

青菜はまず攻撃されるのを待った

「、、、」

「来た!」

今度は大きな拳が青菜の顔に直撃した

「いってえええええええ!!!」

(でもこれでいい!)

(5,4,3,2、、、)

「1!」

「今だ!」

青菜はすぐに時間を戻した

そう、もう攻撃される瞬間だった

「この野郎おおおおおおおぉぉっ!!!!」

[ピッ!]

榴弾から起動音が鳴った

[ロックオン完了]

「よっしゃああ!」

しかしこの後青菜は後悔する

相手は

攻撃する瞬間だったのだから

「しまっ――――――」






――――――――――――――












爆弾は大きく起爆した














―――――






神無月side

「やっと、体調もどってきた、、、」

神無月は一時間後ようやく動けるようになった

「副作用酷過ぎ、、、」

「まだ吐き気が、、、」

その時だった

[ドゴォォォォォオオオオンンンンッ!!!]

「なっ!?」

大きな爆発音が聞こえ神無月は震えた

「まさか、、、青菜さん!?」

(青菜さんどうなってるの、、、?)

考えている場合ではない

向かうんだ

大事な

仲間のところへ

「よし!行こう!」

「って吐き気がああああ!うっ!ヴぉおおお、、、、」




―――――





続く