@みおぎた、(小説投稿)

小説投稿中心、代表作「プロでっさー!」その他もろもろ作品を更新しています。

プロでっさー! ep34 「少女が信じた先の解」

自分を信じる

信じれば何になるのだろうか

「これって、、、」

「まさか、、、」

能力者は単に一つだけしか能力を持てないというわけではない

いくつも能力を持っている者だっている

ただ、多くの場合脳細胞の限界によって一つの能力に絞られる

だが、ほんのわずかな可能性

本当にごくわずか

複数能力が発生する場合もある

「パトシュルト、、、?」

そう、水奈はそんなわずかな可能性の二つ目の能力が編み出された

なぜなのか?

自分を信じたからなのだろうか

なら、信じた先にあるのは、、、

勝利というものなのか






――――










[パトシュルト]

簡単に言えば酸素砲、または、空気砲、だが、威力は一般の拳銃の333倍の威力が出される

だが、体中の酸素を使うため代償も大きい

多くて4発出せるかの割合である

だが、水奈は子供なのだ

体が小さければ体に入っている酸素の量も少ない

2発撃てば酸素不足で最悪には死に至ることもある

つまり水奈は一発で相手の的に当てなければいけない

一発なんて無理かもしれないが

この時の水奈は違った

なぜなら、信じていたから

自分は相手にあてられると信じているから

なら、信じたように撃てばいい

「まさか第二の能力が、、、?」

「そんな馬鹿な!」

「くっそ、電流で守るしか、、、」

前だけを見て信じればいい

信じた先の結果が自分の求めたものになっている

「いっけええええええええ!!!!」

「電流が間に合わない!?」

「このやろおおおおおおおおおおおお!!!!」

そして、銃弾は



――――




















「くそが、、、」

「あなたの右足が電流の元だったのが分かった」

「もう電流は流れないはず、、、」

「ふっ、、、好きにすればいいさ、、、」

「最初に会った時とだいぶキャラ変わってない?」

「それ、お前もだろ、、、」

「たしかに!」

「でも、、、」

「じゃあね、サンド」

「ぐぬああああああ!!!!」

水奈は大きく足を振り上げた




―――――








「ううう、頭がぼーっとするよぉ、、、」

体の小さい水奈は一発撃っただけでも大きな酸素不足となっている

「亜久住お兄ちゃんには、後で連絡すればいっか、、、」

「苦しい、、、」

「少し寝ちゃおっと、、、」

「おやすみ、、、」

こうして二体目のロボットも無事破壊することができた



――――







続く