@みおぎた、(小説投稿)

小説投稿中心、代表作「プロでっさー!」その他もろもろ作品を更新しています。

プロでっさー! ep33 「考えた先の、少女の答え」

神無月side

「ん、、、?」

神無月が目を開けた先には首がないロボットが倒れていた

「きゃああ!?首ないよ!?」

「あ、これ私がやったのか、、、、」

神無月の能力、ヘイドアングリ―によって一体目の敵を倒すことができた

だが、、、

「さてと、、、みんなを探さなきゃ!」

しかしここであることに気付く

「え?腕が動かない、、、」

「っていきなり腹痛が!」

「吐き気がうっ、、、」

「そうだこれが、、、」

「副作用だった、、、」






――――









水奈side

(相手の弱点はわかった、、、)

(でも、、、)

(近づけない)

サンドは遠距離から電気を利用して攻撃してくる

下手に近づけば即時に感電して死ぬということだ

(弱点は、右足、、、)

(計測値によると電流を3分以上浴びれば死ぬ、、、)

(殺意がすごい、、、)

「厄介だなぁ、、、」

「でもここは、、、」

「攻めるしかないよね!」

右足に向かっていく水奈

「やっと攻撃態勢に入ったか!」

「私の能力によれば、近距離攻撃はないはず、、、」

「てやあああ!!」

水奈が右足に攻撃した瞬間

「!?」

水奈は吹き飛ばされた

(まさか、、、)

「ようやく気付いたか」

「俺の体にも大領の電気が回っている」

「俺に攻撃しても吹き飛ばされるか感電して死ぬかだ」

(そんな情報私の能力にのってなかった!)

(なんでのらないの、、、)

(まさか、、、)

「もしかして、、、自由自在に電流を操れるの?」

「大正解!」

「だから、サ―チ機能にも反映されなかったんだ、、、」

「何言ってるかよくわからんが、、、んーつまり、、、」

「直接攻撃したら死ぬってこと!」

「て、言ってもお前は俺にいきなり直接攻撃してきたってことは物理攻撃がないってことかな?」

(ばれた!?)

「ばれたって顔してるねー!」

「つまりもう俺を倒す手段はないってことかー」

「じゃあこっちから猛攻撃して終わらせますか!」

「!?」

(死にたくない!)

(だれか助けて!)

(あれでもこんなこと前にもあったような、、、)





――――






3か月前

「水奈はさ、もうちょっと自分のことを信用してみたらどうだ?」

「ん?なんで?」

「いや、なんというか、水奈はすぐ諦めるっていうか、、、」

「危険な状態になるほど自分を信用してないんだよ」

「もう死ぬっていう恐怖からなのかはわからないけど」

「どうせ死ぬって思うなら自分を信用してみたらどうだ?」

「なるほど、、、」

「うん!わかった!」




――――




現在

「自分を、、、信じる、、、?」

水奈は考えた

自分を信じた先には何があるのだろうか

希望?

絶望?

憎しみ?

嬉しさ?

怒り?

苦しみ?

悲しみ?

強さ?

わからない

わからないわからないわからないわからないわからないわからないわからないわからない
わからないわからないわからないわからないわからないわからないわからないわからない
わからないわからないわからないわからないわからないわからないわからないわからない

でも、、、

この時水奈は

自分を信用してみたくなった





――――







続く