@みおぎた、(小説投稿)

小説投稿中心、代表作「プロでっさー!」その他もろもろ作品を更新しています。

プロでっさー! ep29 「そして、神無月は、なんと、亜久住は、」

超高架式ハンドガン

リボルバーによって銃弾の大きさが変わる

しかも威力は神無月の意識と連動している

つまり神無月が怒れば怒るほどこの銃も威力が上がる

怒ってない状態だと普通のハンドガンの威力とほぼ変わらない

だが、、、

この状況の中では普通の威力だとしても効果的である

「よし、、、」

神無月は敵の前に現れた

「やっと来たか、、、」

「待たせたわね」

「あ、そうだ」

「?」

「自己紹介が遅れたな、俺の名前は」

「ファーストだ」

「私は、、、」

「神無月 乃美だぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

こうして二人の戦いが始まる






―――――――



亜久住、姉実side

「亜久住君」

「はい?」

「私のこと好き?」

「からかわないでくださいよ」

「えー?だめ?」

「ダメです」

「はっはー!」

「何がはっはーですか、、、」

「からかっただけだよww」

「はぁ、、、」

あいかわらず姉実さんにはよくからかわれる

(姉実さん可愛いだけどなぁ、、、」

「え!?」

姉実さんからめったに出ない驚きの声が出た

(あ、やべ、声に出てたか)

「いや、姉実さんそういう意味で言ったんじゃないんですからね?」

「、、、」

「姉実さん?」

「え!?あ、うん!わかってるよーww」

姉実さんは暑さのせいか顔が赤くなっている

めったに出さない表情でいる姉実さん

なに、この人

「はぁ、、、」

「あれ?」

「ちょっと姉実さん!」

「え?何?」

「あいつじゃないんですか?」

「え?、、、」

「本当だ、、、」

黒スーツを着てキャップをかぶった男が目の前にいた

「よぉ、、、」

「お前か、、、ロボってのは、、、」

「ああ、、、先に自己紹介をしておくか、、、」

「俺の名前は、、、」

「フォースだ」

「俺は亜久住 智世だ」

「私は姉実 羅だよ☆」

「そうか、まあ名前なんて関係ないしな」

「さてと、」

「お前ら二人が一緒になったのは奇跡かなにかか?」

「しらねえよ、、、」

「まあ少し離れて戦ってもらうけどな」

「は、?」

その瞬間

俺とフォースは煙のように消えた

「亜久住君!?」

「姉、、、実、、、さ、、、、、ん」






――――




「ここはどこだ、、、、?」

亜久住は見知らぬ部屋に移動していた

「誰かの家?」

すると掛け声がかかった

「智世?いるの?」

「は?」

(だれだ、、、てかこのまま来られたらまずいな、、、)

(すこし隠れないと、、、)

「智世?」

「あれ、いないなぁ、、、」

亜久住の目の前に現れたのは

とても美しく、少し大人びた女性だった

「だ、れ、、、、、だ」

その瞬間意識が飛んだ、、、





――――


「っは!?」

いつの間にか森へ戻っていた

「今のは夢だったのか、、、?」

「夢じゃねえよ」

「なっ!?」

「お前の未来だ」

「未来!?」

「俺は相手を未来へ飛ばすことができる能力を持っている」

「嘘だろ!?」

「嘘だと思うか?」


さっきのが未来だというなら

(あの女性は誰だったんだ?)

亜久住に疑問が浮かび上がる

しかし彼はそんなことを気にしている場合じゃない

「でも、そんなこと考えてる場合じゃなかった、、、」

そう、亜久住は戦わなければならない

目の前の敵と

「戦ってやるよ、、、」

「偉そうだな、、、」





続く