@みおぎた、(小説投稿)

小説投稿中心、代表作「プロでっさー!」その他もろもろ作品を更新しています。

プロでっさー! 第二十八話

28 運悪く神無月は最初に出会う

神無月side

「敵がいないなぁ、、、」

人がいない池袋

しかし

あの男が言ってた仲間というものがいない

「連絡取れるかなぁ、、、」

神無月は携帯を取り出し亜久住にかける



――――


亜久住side

「ん?神無月から電話、、、」

「ん?神無月ちゃんから?」

「もしもし?」


――――



神無月side

「あ、スミちゃん?」

「なんだ、神無月?」

「いやね?ちがう場所でも電話通じるかなって思って」

「そうか、なぁ、、、」

「ん?」

「がんばれよ」

「!?」

「うん!」



――――

「亜久住君にがんばれって言っちゃったなぁ、、、」

「頑張らなきゃ!」

しかし―――――

その瞬間

神無月の腕に棒のようなものが刺さっていた

「え、、、?」

神無月はすぐに逃げたし壁際へ隠れた

「やられた!」

敵が現れてくるなんてありえない、、、

隠れているのが普通だ!

そしてすぐ攻撃をくらってしまった

「だめだぁ、、、私、、、」

「でも今の私じゃあ倒せないし、、、」

そう思うと相手が話しかけてきた

「そこの女、隠れてないで俺と戦えよ、、、」

「はぁ、、、[them purodessa]って聞いたから強いと思ったんだがなぁ、、、こんなへたれ腰だったかぁ、、、」

「来ない気がないならこっちからいくぞ?」

「え!?」

まずい!私は今戦えない!

だって、、、








怒っていないから


神無月の能力、「ヘイドアングリ―」は

怒りの量によって強くなっていくという能力だ

怒れば怒るほど身体能力、視力、力が上がる

しかし、逆に怒らなければただの人だ

つまり、今神無月は怒ってもいない

戦えないということになる

「なら、、、ここは、、、」

神無月はポケットからあるものを取り出した



――――


数時間前

「とりあえず一人一人のための武器は用意した」

「おおー!」

「姉実さんには刀、ただし、、、普通の刀じゃない」

「どういうこと?」

「変幻自在に長さを変えられる」

「すごいね!」

「青菜には、手榴弾だ」

「これも普通の手榴弾じゃないのか?」

「相手をロックして自在に動ける仕組みになっている」

「すげえな、、、」

「水奈には?」

「え?お前戦うの?」

「え!?戦うよ!」

「わるい、、、作ってない、、、」

「酷い!亜久住お兄ちゃんなんて知らない!」

(可愛い)

「スミちゃん?私のは?」

――――――


神無月が取り出したのは



ハンドガンだった





続く