@みおぎた、(小説投稿)

小説投稿中心、代表作「プロでっさー!」その他もろもろ作品を更新しています。

プロでっさー! 第二十五話

そして彼はついに逃げ切る

「はぁ、、」

いつの間にか俺は影ではなくなった

「ありがとう、ルケミ、、、」

俺はルケミにそう言い残して

戦いを終わらせた

そして抹殺が待っている場所へ行く

もちろん、抹殺はそこにいた

「お疲れ様、よくルケミちゃんを倒せたね」

「どうせてめぇがやったんだろ?」

「半分正解、半分不正解ってところだね」

「どういうことだ?」

「私は「ブレインコントロール」っていう能力を持っている」

「その能力で操ったのは正解だけど」

「私にはもう一つ能力を持ってるんだよ」

「どういう能力だ?」

「それは秘密かなー!」

「でも」

「?」

「すぐにわかると思うけどね、、、」

「そうか、、、なら待つわ」

「そうだね」

「じゃあ仲間が待ってるから行くわ」

「そう?じゃあまたね」

「おう、またな」

抹殺は悪いやつと思っていたが

そこまで悪いやつではないのかもしれない

まあ青菜を瀕死状態にまで追い込んだけど、、、

結局俺を助けてくれたしな

さてと、、、

俺もあいつらのところへ行くかな、、、

「あ、!亜久住!」

「亜久住君!」

「スミちゃん!」

「おう、元気だったか」

「亜久住お兄ちゃん、、、」

「水奈、どうした?」

その瞬間水奈は俺に抱き着いてきた

「ばかぁぁぁぁ!しんぱいしちゃったんだよおお!!!」

「ごめんな、、、」

「うぐっ許す、、、!」

「ありがとう、、、」

「さてと、、、」

「やっと、、、」

「おわったな、、、」

「「「「亜久住!おめでとう!」」」」

「!?」

「ああ、、、」










「ありがとう!」




人間の心は腐っているなんて言葉を耳にすることがあるが

そんなのは仮定にしか過ぎない

だって

ここには

白い心のいい仲間たちがいるからな、、、






――――




「よっしゃ!打ち上げじゃい!」

「いいね!」

「もちろん!」

「ここまで苦労させたー!」

「「「「亜久住のおごりで!」」」」

「、、、」


ああ。やっぱりこいつら心が腐ってるかもしれないわ

でも、、、

「しょがねえな!奢ってやるよ!」

「「「「本当に!!」」」」

「ああ!」




こういうのも楽しいな!


――――


プロでっさー! 「亜久住逃走編」 END

続く