@みおぎた、(小説投稿)

小説投稿中心、代表作「プロでっさー!」その他もろもろ作品を更新しています。

プロでっさー! 第二十四話

シャドウブレイク

いつも無表情だった

でもそんな無表情の中に

笑顔はあると信じてた

初めて見たときはいいやつだった

通り魔と一緒に戦ってくれて

姉実さんの襲撃から守ってくれて

俺はそんな経験から

無表情の仲にも優しさがあるのが分かった

いつの間にか仲間にもなった

ずっと仲間になると思っていた

でも、、、

「、、、」

今は仮面をかぶっている

なんでこうなったんだろうな

お前が敵になるとは思ってなかった

だって、、、







「仲間」だったじゃないか






「時の流れは残酷だ」

「、、、」

「そう思わないかな?」

「お前は前までは仲間だったのに」

「、、、」

「でも今は違う」

「、、、」

「なら、、、」

「、、、」

「戦うだけだ、、、」

その瞬間

俺は影になっていた

「な!?」

「あれって、、、」

「亜久住君はすごいなぁ、、、」

「へえ、、、おもしろいなぁ、、、」

「「「「「シャドウブレイクを使うなんて」」」」」

「、、、」

全身が影

そして、、、

影を操れる

影になっている時俺は喋れない

だけど

戦うしかない

「、、、!」

ルケミはすぐに立竜巻を起こさせた

そしてすぐに大きな薙刀が飛んできた

そしてそれは俺の影を貫通させた

だが、、、

影だから効かなかった

「、、、!」

そしてこっちの反撃

すぐに影を移動させルケミの仮面へと進んでいった

そして影はルケミを直撃した

ルケミの顔を

久しぶりに見る、、、

「かぁ、、、なぁ、、、」

「あ、、あ、亜久住さ、、、さん、、、」

まともに喋れない感じだ

でもルケミが伝えたいことはすぐに伝わった

「わた、、しを、、、ころ、、、し、、、、て、、、」

わかった。

最後の最後眼で無表情だったルケミだったが

そんな心の中で

笑顔になってるのが分かった


そして

俺はルケミの腹に影を












刺した


続く