@みおぎた、(小説投稿)

小説投稿中心、代表作「プロでっさー!」その他もろもろ作品を更新しています。

プロでっさー! 第二十話

手遅れ感

「と、まあこんな感じですよ」

乃美が過去の話を言い終えると水奈と青菜は泣いていた

「いい話だ、、、」

「お姉ちゃん、、、うえええええん!」

「え!?どうしたの二人とも?泣くほどいい話だった?」

「いい話過ぎるってえええ!」

「もうやめてください!恥ずかしいですよ!」

「あの、、、」

その時少し低めの声が聞こえた

三人は気づいた

「神無月お前何過去の話してんの、、、」

「はわわ!スミちゃん!」

「だからスミちゃんって何、、、」

「なんかいきなり思いつきました!」

「まあいいけど、、、で、、、」

「なんでお前過去の話してんだこの野郎おおおおおおお!」

「ひいいいい!」

「待て亜久住」

「なんだよ」

「いいはなしだった、、、」

「泣いてんじゃねえ!恥ずかしいだろ!」

「亜久住お兄ちゃんいい人だったんだね!」

「、、、」

「はぁ、、、まあいいか、、、」

「そうだねー」

「今更遅いしな、、、」

「あ、話が変わるんだけどさ」

「どうした?」

「亜久住電話来てたぜ」

「ん?ありがとう」

「でも不思議なことに誰から来てるかわかんねえんだよな」

「そうか、ありがとう、かけてみるわ」

亜久住はかかってきた電話にかける

「もしもし?」

「亜久住だがそちらは」

「あ、やっと出てきてくれたのか」

「誰だ?」

「ん~すこし態度ひどくないかな?」

「誰かわかんねえ奴に電話が来たらこんな態度になるだろ」

「どれもそうかな、、、」

「で、お前は誰だよ、、、」

「この声覚えてないのかー、、、」

「は?」

「忘れちゃったのかな?姉実よ」

「な!?」

「どうした亜久住?」

「姉実さんから電話がかかってきた、、、」

「はぁ?」

「姉実おねぇちゃんから?」

「ああ、、、」

亜久住はすぐ電話に声をかける

「で、要件はなんですか」

「いきなり敬語に戻ったね?」

「まあ、年上ですし」

「確かにそうね、いい心がけだわ」

「あ、そうだった用件だったね」

「はい」

「仲間にしてくれない?」

「、、、」

「は?」

突然のことに驚きを隠せない

「私今のグループから抜けてきたからさ」

「仲間にしてよ」

「いやいや何言ってるんですか?」

「まあこのまま電話で話してもしょうがないよね」

その時インターホンが鳴る

まさか、、、

「どうも!」

「姉実さん、、、」

「ということで仲間になりに来ました!」

「姉実さんも結構性格変わってませんか」

「勘違いじゃない?」

「そうですか、、、」

「青菜、どうする?」

「、、、」

「ま、いいだろ」

「いいの!?」

「強い人が仲間になるのはうれしいしな」

「そりゃあ、、、そうだけど」

「ありがとー!じゃあ自己紹介からしようか!」

「私は姉実 羅!よろしくね!」

「はぁ、、、ずいぶんうるさくなってきたもんだな、、、」

数日前まで命を狙ってきた人が仲間になる

よくわからない展開過ぎるが

仲間になれば心強い

「はぁ、、、まあよろしくお願いしますよ、姉実さん、、、」

「よろしく!」



続く