@みおぎた、(小説投稿)

小説投稿中心、代表作「プロでっさー!」その他もろもろ作品を更新しています。

壁の薄いアパートで隣人の声を聴きながら ep3 「子供っぽいほど高校生っぽいけど胡桃っぽい」

本田side

昨日、雪実さんの意外な素顔を見てしまった後、私はすぐに寝てしまった
隣で変なもの音がするのに、よくみんな寝れるなぁ、、、

「ていうか今日、始業式じゃん!」

昨日大変過ぎて今日が学校の始業式だということも忘れていた
せっかく楽するために引っ越してきたのに、、、

「急がなきゃ!」


――――――




結果、、、なんとか間に合いました、、、


ていうか今日から私二年生だし、、、
入学式もあるってことじゃん、、、
引っ越しのことで頭がいっぱいで忘れてました!てへっ☆

う~ん、、、我ながらキモい、、、
ていうか私は一人で何考えてんの?

「早く終わんないかなぁ、、、」



――――――





式も終わり新クラスに向かっている途中

「あれって、、、、」

胡桃さんらしき人がいた

(見間違いかな、、、?)

気にせず向かっていた
でも、、、、

「、、、、」

「、、、、」

「ええっと、、、胡桃さん?」

「うっさい、、、馬鹿、、、」

「ひどい、、、」

なんと胡桃さんは見た目は幼いのに高校生だったのだ
飛び級なんてはずないしね、、、

同じクラスになったしいろいろわかるかも!






―――――――



自己紹介の時間となり、皆、挨拶していった

(みんな挨拶上手いなぁ、、、)
私はどうも挨拶が苦手だ
昨日も結構きょどってたしなぁ、、、

胡桃ちゃんの番になった

「胡桃 海です。尼にコミュニケーションは得意ではないのでよろしくお願いします。」

意外だった。

アパートでは結構荒い言葉づかいだったのに
学校では言葉づかいは綺麗だし礼儀もきれいだ

何気かわいいし、、、

あ、、、そろそろ私じゃん

「ほっ、、、本田 千代でしゅ、、、」

かっ、、、、







       噛んだあああああああぁぁぁぁっぁ!!!





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その後、私は恥ずかしい思いをして帰宅したとさ、








―――――






続く