@みおぎた、(小説投稿)

小説投稿中心、代表作「プロでっさー!」その他もろもろ作品を更新しています。

プロでっさ―! 第十八話

そして勇気を振り絞る

「、、、」

何もない休日

の、、、はずだった

「いやーまさか亜久住君がいるとは思わなかったなー」

「なら帰るわ」

「いやまってよ!?」

「はぁ、、、」

今日は好きな漫画の発売日で本屋にきて漫画を買ったので帰ろうとしていた

だが帰り道でこいつに出会ってしまった

「今日はデパート行く予定でねー」

「そうか」

「ついてきてくれない?」

「やだ」

「即答だね、、、」

「せっかくの休日をなんでお前のために費やさないといけないんだ」

「わ、、、わたしのため!?」

(私の為にって、、、きゃー!!)

(なんでこいつ顔赤いの、、、)

「はぁ、、、わかったよ、、、」

「本当!?」

「ああ」

「やったあ!じゃあ早速行こう!」

「はいはい」

デパート内

「服を見に来たんだ~」

「なら俺はいらないんじゃないのか」

「亜久住君には荷物運びをしてもらおうかと、、、」

「帰る」

「あ!?嘘嘘!冗談だから!!」

服屋

「おーこれいいね!」

神無月はいろんな服を見ている

(帰りたい、、、)

「ねえ亜久住君!」

「なんだ?」

そこにはスカート姿で上にはカーディガンを重ね合わせた神無月が立っていた

「似合うかな?」

「お、、、おう、似合ってるぞ」

「そっかー、、、えへへ、、、」

「じゃあこれにしよっと!」

「おう、早く帰ろうぜ」

「そんなに早く帰りたいんだ!」

「まあな」

「ひどいなぁ、、、」

「そうか?」

「そうだよ!」

「まあいいや、、、じゃあ亜久住君、ご飯食べに行こう!」

時刻はいつの間にか12時30分をさしていた

「奢ってくれんの?」

「え?なんで?」

「いや、お前から誘ってきたから」

「一緒に払おうよー」

「なら帰る」

「食べようよ、、、」

神無月は上目づかいで亜久住にたのんだ

「うっ、、、はぁ、、、わかったよ、、、」

レストラン内

「結構食べたな、、、」

「そうかな?」

「よく腹いっぱいにならないな、、、」

「まあお腹すいてたし」

「あっそ、じゃあ帰るか」

「まってよ!?まだパフェが来てない!」

「パフェも食べるのかよ、、、」

「うん!まあね!」

数分後、頼んだパフェが来た

神無月はおいしそうに食べている

「旨そうだな」

「おいしいよ!亜久住君も食べる?」

「は?なんて言った?」

「え?」

「だから、亜久住君も食べる?って」

「お前馬鹿なの?」

「なんで、、、あっ、、、」

神無月は何を言ってるのかに気付き顔を赤くする

「ご、、、ごめん!きづいてなかったよー!」

「はぁ、、、まあいいけど、、、」

そして数分後神無月はパフェを食べ終わり、そのあとはいろんなところを周り、夕方、帰り道まで来ていた

「結構長く少過ごしたな、、、」

「そうだね」

(亜久住君と二人っきりで買い物とか、、、)

「まるでデートみたい、、、」

「お前何言ってんの?」

「ふぇ!?聞こえてた?」

「おう」

「あわわわわ!そんなんじゃ、、、」

(いや待てよ私!ここで勇気を足すんだ!)

(亜久住君にこの想いを伝えるんだ)

(どんな結果でもいい!伝えるんだ!)

「いや、そうなのかもね、、、」

「は?」

「私嬉しかった、亜久住君と買い物したりご飯食べたり」

「お、おう、、、:

「もし亜久住君があの時助けてくれなかったらこんなことにはならなかったと思う」

「それは、、、」

「私あの時気づいちゃったんだ」

「は?」

「亜久住君、、、」

「私、、、」

「亜久住君のことが好きなの、、、」


続く