@みおぎた、(小説投稿)

小説投稿中心、代表作「プロでっさー!」その他もろもろ作品を更新しています。

プロでっさー! 第四話

 賭け

「右腕が弱点ならそこを狙えばいいってことだろ!」
亜久住よりも先に見知らぬ女が先に攻撃した
「グおおおおおお!」
「やったか!」
「、、、、いや、、、、まだ、、、、」
「亜久住お兄ちゃん後ろ!」
「なッ!」
通り魔の仲間らしき人物が亜久住の頭めがけて鉄パイプを投げかけようとした瞬間
「!?」
すごい衝撃波が起こり鉄パイプだけではなくこの部屋にある様々なものが通り魔の仲間めがけて襲いかかる
「なんだこれは!」
通り魔の仲間は衝撃波とともにビルから落ちた
「これで、、、、、かりは、、、、なし、、、、」
「へっ、ありがとよ」
「ワタシノナカマガ!」
「どこを見てやがる!」
その瞬間亜久住が通り魔の右腕に思いっきりけりを加える
「グワアアアアアアアアア!!!!」
通り魔は体制を崩しそのまま倒れた
「よっしゃ!」
「、、、終わり、、、?」
通り魔は意識を失いそのまま倒れていた
そして三人が終わったと思っていた
その瞬間
「隣にいた女がすさまじい勢いで飛ばされていく
「!?」
「、、、ぐ、、、うそ、、、おわってない、、、、」
亜久住はとっさに後ろを振り向いた
そこには、、、
「はあ、、、はあ、、、ふっ、、、」
「な、、、お前は、、、」
亜久住の目の前にいた人物は須々木だった
「須々木さん!」
「須々木おねえちゃん!」
「、、、ガッ、、、あ、、、あなただったのね、、、」
「知っているのか!」
「は、、、ははははははは!本当に面白いあなたたち、、、」
「まさかお前が、、、」
「そう!私が真の犯人!本当の通り魔です!」
「須々木さんが、、、そんな、、、」
「だってあの時襲われていたじゃないか!」
「ああ?あれは?もちろん演技よ!」
「そ、そんな、、、心配していたのに、、、」
「そしてこの依頼を頼んだのも私、、、」
「なぜそんなことを!」
「いや私の計画のうちってことよ、、、」
「計画?」
「そう!あなたを殺すっていう計画、、、」
「なぜ俺を殺すなんて計画を!」
「考えてみなさい。初対面の人物をいきなり殺そうとするわけないじゃない!」
「まさか、、、」
「、、、誰かに、、、頼まれ、、、たの、、、ね、、、」
「そこの女の子大正解!」
「亜久住君ならわかるんじゃないかなー誰に頼まれたかなんて」
「そんなのわかるわけ!、、、」
亜久住が一瞬頭をよぎった会話
それは水奈とであって初めてのことだったあの時、、、
「ねえおじちゃん人殺ししてるでしょ?」
水奈は人が隠していることがなんでもわかる
そして社長の隠してることをぺらぺらと当てた、、、
あの時社長はおびえていた、、、
その瞬間亜久住はわかってしまった何もかも
「まさか、、、社長か!」
「だいせーかい!」
「もしかして俺たちを殺し隠し事をまた隠すってことか!」
「お見事!亜久住君もあたまいいわねー、、、」
「あのクソ社長、、、」
「まあ社長を訴えるよりも先にあなたを殺しちゃうけどね」
亜久住は思い出す。
須々木自身からもらった拳銃を
その拳銃のことを思い出し手をかけようとした瞬間
「無駄だよ?あの拳銃はもちろん銃弾なしだからね!」
「くそ!やっぱりか!」
「じゃあどうすれば、、、」
「亜久住お兄ちゃん!」
「!?」
「水奈が必死に投げたものは俺の脚にぶつかり止まった
そして俺は即座にそれを拾い上げた
「コレはスタンガン、、、」
水奈のほうを向くと横倒れている女が
「それを、、、たく、、、す、、、!」
「無駄な抵抗よ!馬鹿みたい!」
しかし俺はこのスタンガンを手にしてある賭けを考えた
「やるしかない、、、」
「さっさと死になさい!亜久住いいいいい!」
「拳銃のトリガーが轢かれようとした瞬間
亜久住は須々木に向かってスタンガンめがけ突進した!
「なっ!」
「あまりの出来事に須々木は一瞬動揺する。
そしてその動揺が命取りになる
「きゃああああああ!」
須々木の体中に電流が流れ込み大きな音W立てる
そしてスタンガンを止めた
亜久住の脚には銃弾が発砲された跡があった
「ぐっ、、、」
「あ、、、あく、、、す、、、」
そして須々木はそこで気を失い倒れた
「倒したよ亜久住お兄ちゃん!」
「ああ、、、」
亜久住は足に拳銃が撃たれたためまともに立てずそのまま倒れた
「おわったのか、、」
翌日
あの後大勢の警官が須々木ごと大勢確保した
そしてもちろん社長も逮捕され会社も倒産かと思ったが
すぐに新しい社長が発表されまた仕事も安定してきた
「はあ、、、一時はどうなるやら、、、」
「まあ死ななくてよかったね亜久住お兄ちゃん!」
「まあそうだけどよ、、、」
脚が治り亜久住は短インし町を歩きながら水奈としゃべっていた
「これから悪いことが起きなければいいが、、、」
そう願う亜久住であった
、、、
「あれが例の亜久住ってやつと水無月っていう人物ね、、、」
「やっと見つけたわ、、、」
二人は知らない
まだこれから先恐ろしい事件に巻き込まれることを
知る由もなかった

通り魔編完結