@みおぎた、(小説投稿)

小説投稿中心、代表作「プロでっさー!」その他もろもろ作品を更新しています。

プロでっさー! ep64 「うん!全部正解だよ!」

姉実side

「っ!?」

神無月の腹は氷に包まれていた

チェックメイトだよ、神無月ちゃん」

「グニァァァアアああぁqqwっ!!」

「うるさいなぁ…」

神無月は身動きを取れず、ただ姉実を睨み付けていた





(うぅ~ん…まぁ、めんどくさいしもう殺しちゃうか…)

「いろいろ聞きたいことあったけど、今の状態じゃ話せないだろうしね…」

「じゃあさよな―――――――」




姉実が神無月の頭をつかもうとした直前だった





「まさか…」

先ほどまで怒りしか現れていなかった神無月の体が元に戻っていった

「ふぅん…」





「あ…ねみぃいい…!!」



「ふぅん…喋れるんだ…」

「私はわかって…るっ、んだ…」

「何が?」



苦しそうな顔をしている神無月とは対照的に満面の笑みを浮かべる姉実


「貴女が…」

「貴女が?」



「この計画の主犯者だってこと…」

「ふぅん…」



「そして…」

「ん?そして?」






「――――が―――――と―――――――――」







「…」




「うん!全部正解だよ神無月ちゃん!」

「やっぱり…!」



「でも、今頃遅いんだよねぇ…」

「先に仲間に伝えていればねぇ…」



「でも、そこまで知られたら生かしておくわけにはいかないよねぇ…」

「やめ…て」

「今頃悪足掻き?」

「とりあえず眠っててよ?」








「じゃぁバイバーイ」







姉実が神無月の頭をつかんだ




「っ――――――」








――――――――――――――






「でもまぁ、なんで知ってたんだろ?」

「私とあの子がかかわっていることを」

「聞けばよかったかなぁ…」








「まぁ、もう凍っちゃったし、いっか…」







姉実の目の前には頭と腹が凍っている神無月が横たわっていた








続く

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お久しぶりです。みおぎたです。
本当に遅れてすいません…
次回は一週間以内に…