@みおぎた、(小説投稿)

小説投稿中心、代表作「プロでっさー!」その他もろもろ作品を更新しています。

プロでっさ―! 第十一話

抹殺少女
「あははあははー★」
「弱いよ!弱すぎるよお兄さん!」
「クソ、、、ハぁ、、、ハぁ、、、」
「嘘だろ、、、」
すでに青菜はボロボロだった
この女と青菜が戦って十分もたたないうちに
女は笑いながら青菜の攻撃を避けつつしっかりとダメージを与えていた
しかも素手で
「なんでだよ、、、」
「なんで銃弾を素手で受けとめられるんだよ!」
もう一つ
女は青菜が発砲した銃弾を素手で受け止めている
「お兄さんの発砲が悪いんじゃなぃ?」
「馬鹿にしやがって、、、」
「そんなに怒らないでよー!ぷんぷん!」
「この野郎!」
怒りだした青菜はさらに銃弾を発砲する
「あははー★ばかだねー!」
しかしそれを素手で受け止める女
「うーん、、、これじゃあつまらないし銃弾お返しするね!」
「は?」
そういった瞬間女は一気に兎手を大きく振り上げ銃弾をはねかえした
「ごぶ!?」
はねかえされた銃弾は青菜に命中する
その数30発
「あああああああああ!!!!」
「弱すぎだなぁ、、、お兄さん、、、ちょっと期待はずれ、、、」
「青菜お兄ちゃん、、、」
「ごぶっ、、、」
「「「!?」」」
青菜は生きていた
しかしもう死にかけの状態で
「おい女、、、」
「なーに?」
「死ぬ前にてめぇの名前を教えろ、、、」
「おにぃさんそれ必要かなぁ?」
「ああ、、、」
しかし亜久住は気づいた
これは俺に対するメッセージだということ
そう、亜久住は二人の戦いをよく見ていた
そしてひとつわかったことがあった
この女は戦っているとき相手にしか集中しない
実際青菜と戦っているときこちらの方など気にせず戦っていた
「そういうことか、、、」
亜久住はすぐにアタッシュケースに入っていたハンドガンを手にする
「あの女は青菜に集中している、、」
「ダメージを与えるなら今!」
しかしそう簡単にはいかない
(確実にしとめるために完全に集中させなければ、、、)
「私の名前はねー!」
「抹殺 巳緒っていうの!いい名前でしょ~!」
「名前の通りいかにも抹殺者って感じだぜ、、」
「失礼な!」
「もういいやお兄さん、、、、殺すね?」
(たのむ亜久住、、、)
「今だ!」
亜久住は銃弾を発砲した
「え!?」
抹殺も対処に遅れた
「この、、、ッ」
銃弾は肩に命中した
「よし!」
「私肩痛い―!
「くそー!お兄さんの名前は、、、?」
「亜久住 智世だ、、、」
「亜久住、、、覚えたわよ、、、」
「また短い間だったけどまた殺しに来るね!」
「あとは私のボディーガードがやってくれるから頑張ってねー★」
「ボディーガード?」
「じゃあねー★」
「あ、てめぇ!」
その瞬間目の前に女性が現れた
「誰だ!」
「、、、」
「てめぇがボディーガードか、、、」
黒いスーツを着て白い紙が鉄のようなもので頑丈に顔に張り付けられている
白い紙には笑っている表情の絵が描かれていた
そしてスナイパーライフルのようなものを持っている
「そいつは誰だ、、、」
「!?」
「青菜!?」
青菜はまだ生きていた
(青菜を連れてここから逃げるしか、、、)
その瞬間だった
「、、、」
「は?」
女は青菜のほうへ向かいスナイパーライフルを向ける
「や、やめろ、、、」
「くそ!」
俺はハンドガンを発砲した
「、、、!」
「なっ!」
前を振り向いていたはずなのに気配を感じた女はすぐにジャンプして避けた
「脚力ありすぎでしょ、、、」
その瞬間だった、、、
「バン!!!」
大きな発砲音と共に
女は青菜に発砲した
「、、、」
続く